8月2日 JA庄内みどり様 営農指導員新人研修を行いました
はじめは「中干し後の水管理」です。中干し後は走り水を行い、飽水管理とし、徐々に間断潅水に移行することをお伝えしました。間断潅水は土壌を酸化的に維持し、根の伸長や発生促進に効果があること、通常は2日湛水・2日落水か、2日湛水3日落水を基本として繰り返すことを説明しました。
また気象については、台風には雨台風と風台風があり、フェーン対策として、台風情報と週間天気予報のまめな確認と、適切な水管理が有効であることをお知らせしました。
研修後のレポートでは、「営農指導は農家に行動変容を促してみようと思った」「作溝の重要性を知ることができた」「土づくりは農家さんの財産になることがわかった」「農家の方に圃場の健康診断を薦めてみます」などの感想がありました。
次回は8/9です。水管理、落水、収穫期判定について学んでいきます。